捻挫でレントゲンを撮ったら

症状と経過

17歳 女性(Cさん)

8月21日に捻挫、整形外科でレントゲンを撮ったら、くるぶしの骨と靭帯の間に骨があるらしく、あるはずのない位置の骨が靭帯を圧迫しているらしい。小指の先くらいのサイズの異物で、生まれつきだろうと言われたそう。

捻挫自体は湿布が出ただけで、大したことなかったようでした。


下図の赤丸の中の白いマル部分。ほぼこの辺りにあったらしい。


捻挫は、腫れと足を付けない痛みあり。

検査すると、外踝にレントゲンで見えない小さなヒビ4、キズ5

踵腓靭帯にヒビ4、炎症と、小指の爪サイズで靭帯を圧迫しているカルシウム沈着(これは先天的でなく、後天的に蓄積と出ます)

骨間距踵靭帯にキズ4

短趾伸筋に鬱血や炎症など。

全部まとめて半分ほど解消となりました。


というのも、靭帯は体の組織の中でも血流が少なく、細胞の数も少ないために回復しにくい組織です。細かなキズやヒビなら治りやすくても、断裂してしまうと治らなくなると言って良いかも知れません。一見治ったように見えても、実は伸びたまま、切れかけたままという状態なので、何かの拍子に痛みが出ます。

今話題の、大リーガー大谷選手の右肘靭帯損傷で注目されていますが、運動選手の場合は動きが激しいので、手術でくっ付けるしかないのですね。


左、8月21日受傷当日夜(大きく腫れてます) 右、26日夜(ほぼ腫れが引きました)

翌朝には、足が着けるくらいに楽になったらしく、ご本人から

「今日一日、足首痛むことなく過ごせました!昨日よりずっと歩きやすくてびっくり、ありがとう」

とラインが来ました。


踝下のカルシウム沈着は、初日に28%解消、二度目の27日に14%解消でした。

残り58%で、だいぶ小さくなりましたね。

ちなみに、お母さんのお話によると、2歳頃から捻挫しやすく、足首弱い子だったそうです。

カルシウム沈着がなくなると、捻挫はしなくなるのか?

度々捻挫して靭帯を伸ばしてしまうと、捻挫しやすい傾向は残ると思います。


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